motesaku's diary

気象”楽”者の「やってみなくちゃ分からない」 大科学実験

モテサク新作,彩りの魔術師現る第六章

「天気と気象について
わかっていること いないこと」
ベレ出版
筆保 弘徳 (著, 編集), 芳村 圭 (著, 編集), 
稲津 將 (著),吉野 純 (著), 加藤 輝之 (著), 
 
7人の若手研究者仲間で一気に創りあげた,
新作発売まであと2日。
 
第六章「水循環の研究」の執筆担当は,
彩りの魔術師,芳村圭さん.

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芳村さんは,”雨に色をつける”
という摩訶不思議な離れ技を操る,
異色の研究者です.
 
その雨がどこで生まれ,
今ここに来ているのか,
その生い立ちの違いによって,
”色をつけちゃう”という,
ウソのような最先端技術があるのです.
 
雨に色を付ける,って一体?
 
そもそも何のために?
 
それが水循環の研究と何の関係が?
 
大体,”水循環”ってなんだっけ?
 
それやって将来何かいいことが?
 
気になることだらけですね.
この章は,他の気象関係の本では,
まず読めない内容です.
 
異色にして,鮮やかな彩り.
 
そんな第六章の世界観を
知ってしまったら,
これまでの気象に対する見方とは,
全く違った景色で空が
彩られるはずです.
 
6. 水循環の研究 【芳村圭】
 
6.1 地球水循環のようす ~水の一生~
・水収支とそのバランス
・水の一生
・地球水循環にはまだわかっていないことがたくさん    
 
6.2 森林伐採と水循環 ~雨はどこからやってくるのか?~
・全球エネルギー・水循環観測計画
・タイの降水量が減少傾向
 
6.3 水の同位体 ~重い水・軽い水~    
・重い水・軽い水
・雨の同位体比の空間分布と時間変動
同位体版数値モデルの開発
・雨に色をつける!?
 
6.4 水の同位体で探る気象研究 ~水で空を測る~
・水の同位体比の測り方
・新たな分析方法とブレークスルー
 

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